- 男性が育休を取得した理由を知りたい。
- どんな理由が多いのだろう。
- 自分が育休を取得するときの参考にしたい。
そんなあなたの悩みにお応えする記事を作成しました。
男性が育休を取得した理由として多かったのは5つです。
HRpro 男性育休取得者の約9割が「育休に満足」、取得後のポジティブな変化やパートナーの反応とはより引用
- パートナーのサポートをするため。 78.5%
- 子どもとの時間を作りたかったので自主的に取得した。 70.8%
- 妻から「取得してほしい」と打診があった。 26.2%
- 家族のライフプランを見直したかったから自主的に取得した。 21.5%
- 自分ののライフプランを見直したかったから自主的に取得した。 18.5%
要するに「妻」「子ども」「家族」「自分」のためということですね。
この辺を解説しながら、ぼくが育休を取った理由もお伝えしようと思います。
もう少しリアルなお話ができると思うので。
ぼくは2022年10月から育休取得中のパパ。
参考になればうれしいです。
レベル1から読んでみたい方はこちらをどうぞ。
では実際に解説していきます。
育休を取得した理由は「妻」
よく言われるのは、産後の妻は「交通事故で全治2~3か月の重傷を負った状態」であるということ。
そんな状態だと理解していれば、産後の妻をケアしますよね。
それに加えて、ホルモンバランスの影響や過酷な育児から「産後うつ」になる人も。
実際、ぼくの妻も常にイライラしていたと言っていました。
診断はしていないので「産後うつ」だったのかは不明です。
ぼくの寄り添いが足りなかったのですが「離婚しようかと思った」とまで言われたこともあります。
普段の妻からは考えられません。
「産後うつ」になる確率は10人に1人ほど。
出産後3か月以内に発症する方が多いそうです。
中には、自殺してしまう人さえいます。
- 妻は出産で交通事故で全治2~3か月の重傷を負った状態
- 産後うつの予防
この2つだけでも、男性が3か月の育休を取得する理由になりますね。
育休を取得した理由は「子ども」
子どもの成長は、とても早いです。
何気なく生活している中で、いつの間にかできることが増えています。
「お座り」「ハイハイ」「つかまり立ち」…。
挙げればキリがないですよね。
でも仕事で忙しいと、なかなかそんな場面に立ち会えない…。
それもそのはず。
仕事8時間+通勤時間で起きている時間の半分以上は仕事に奪われてしまいます。
ぼくも1人目では育休を取得しませんでした。
というのも、当時(2018年)は、男性育休なんてワードをほぼ聞いたことがなかったように思います。
今から過去に戻れるなら、確実に育休を取得するでしょう。
それくらい、見逃した場面も多くて後悔しています。
子どもの成長を見ていたいのは、親として当然の気持ちですよね。
育休を取得した理由「家族」
男性が育休を取る≒夫婦で育休を取ることになります。
なので、育児しながらでも多少自由な時間が。
そんなときは「家族」のライフプランを考えるいい機会です。
ぼくの妻はいわゆるブラック企業勤め。
仕事で忙しいときには、なかなか夫婦の会話ができません。
帰宅は深夜でしたからね。
一方、夫婦で育休を取っている今は妻とよくライフプランの話をします。
「移住したいよね」「子どもの教育どうしよう」「今後のキャリアをどうしよう」など、話は尽きません。
夫婦で育休を取れば、今まで以上に夫婦の足並みをそろえることができますよ。
男性が育休を取得した理由「自分」
同じように「自分」のライフプランを考える時間もできます。
時間を作りたければ、妻にお願いすればいいだけ。
そんな時間で、ぼくはフリーランスになる準備を進めています。
実際に、育休中に月3万円稼げるように。
このように「あなたがやりたいこと、なりたいもの」などを模索する時間が。
ただし、あくまでメインは育児です。
「自分」のことも大事ですが、ほどほどにしておきましょう。
ぼくが育休を取得した理由もお伝えします。
アンケートの回答は浅く感じると思うので。
筆者が育休を取得した理由
この記事を書く以前にツイートしていました。
トップ5を挙げるならこれです。
- 1人目で妻に負担をかけた後悔
- 妻の体調
- 赤ちゃんからの成長過程を見たかった
- 夫婦で育休なら、ゆとりがある生活ができると思った
- 仕事をしている時より、副業の時間が取れると思った
ぼくも「妻」「子ども」「家族」「自分」
が理由です。
育休を取得する目的に「自分」という理由があることに違和感を覚える方もいるかもしれませんね。
ただし「自分」という理由がないと、ほとんどの人は動けません。
他人のためだけに動ける人は、ほんの一握りです。
誰かのためと言っていても、本音は自分のためというのが人です。
あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか。
ぼくも会社員なので「会社のため」と口では言ったことがありますが、本音は「めんどくさいけれど、給料をもらうため」です。
育休の話に戻すと、「妻」という理由の中にも、「妻とずっと一緒にいたい」という自分の理由が隠れていたりします。
このようにそれぞれの理由は表裏一体なので、「自分」が理由に挙がっても問題ありません。
むしろ、行動のモチベーションになります。
自分のためでも良いんです。
1人目で妻に負担をかけた後悔
少しお話しましたが、ぼくも1人目では妻に負担をかけてしまいました。
正直「産後うつ」っぽい状態には全く気づきませんでした。
ホルモンバランスの影響だと思っていたように思います。
それなのに、妻には最低なことを。
- 夜泣きでも全く起きない。
- 自分だけすぐ寝る。
- 赤ちゃんと別の部屋で寝る。
これだけじゃないですが、特に寝ることに関しては思い出したら恥ずかしいレベルです。
とはいえ、これでもぼくは会社へ始業ギリギリに行き、定時上がりをしていました。
子どものミルクもあげていたし、おむつも変えていたし、沐浴もしていたし、妻にひとりの時間を作っていたし、夫婦の時間もあった。
一般的な会社員よりは多少マシだったと思います。
それでも、妻を「産後うつ」レベルまで追い込んでしまっていました。
おそらく一番の理由は睡眠時間かと。
子どもの夜泣きで細切れ睡眠になってしまいますからね。
「妻の睡眠時間を確保する」
育休を取ろうと思った一番の理由です。
妻の体調
詳しくは避けますが、妻の体調があまりよくありませんでした。
女性特有の病気です。
手術のために入院が必要でした。
先行き不透明であったことも理由のひとつです。
赤ちゃんからの成長過程を見たかった
うちは、1人目が1歳半から3歳までぼくがワンオペ育児をしていました。
特に、2歳は素直で天使のよう…。
自慢のようですが、寝かしつけの時に「パパが良い」と言って泣かれたことで妻を泣かせたことがあります。
ワンオペするまでは、そんなことはなかった…。
むしろぼくが寝かしつけるとギャン泣されたので、寝かしつけに苦手意識があったほどです。
特に、赤ちゃんの時は…。
こんなうれしい経験をすると、赤ちゃんから育児をしてみたいと思うようになりました。
残念ながら生後2か月からの育休取得になりましたが、成長を見ることができているので幸せです。
夫婦で育休なら、ゆとりある生活ができると思った
夫婦で育休を取れば、赤ちゃんの相手をするのも2人です。
なので、ひとりで消耗しないゆとりがあります。
やりたいことがあれば、時間を作ることも。
具体的に、妻は大学院で勉強、ぼくは副業をしています。
そして、夜泣きで消耗すれば、交代で昼寝も。
昼寝ができるなんて、仕事をしている時では考えられません。
夫婦育休を取れば、やりたいことをやりながらも、消耗しないようなゆとりがあります。
仕事をしている時よりも、副業の時間が取れると思った
副業の時間は、体感的に2倍以上になっています。
というのも、仕事をしている時の副業時間は、通勤電車の1時間がメイン。
一方、今は赤ちゃんの昼寝時間を30分~3時間くらいを副業の時間とすることができます。
さらに、1~2時間程度は朝晩も使うことが可能です。
ここは夜泣き次第ですが…。
このように、多ければ5時間くらいは確保できますね。
上のレベルで、
育休前後のタイムテーブルで比較をしていきます。
まとめ
育休を取得する理由は4つです。
「妻」「子ども」「家族」「自分」
このブログを読んでいるあなたは、おそらく育休を取得する前。
自分にとってどんな理由があるか事前に考えておきましょう。
理由が明確になれば、あとは準備をするだけです。
そのためには、まず相手を知るということで、制度の話が続きます。
レベル4は、男性の育休において義務化されたことについてみていきまましょう。
まだまだ続くので、ブックマークしていただけると読み返しやすいです。
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